- 最新の飲食店向けPOSレジの機能や料金が一目でわかる
- 現場で役立つPOS機能や飲食店向けPOSレジの価格相場が分かる
- 「高すぎる」「使いづらい」などの選定ミスを事前に防げる
飲食店向けPOSレジとは
飲食店向けPOSレジとは売上金額や商品、販売店舗などの情報をリアルタイムに収集・管理するレジを指し、販売情報を一元管理するため蓄積されたデータを分析することが可能です。IT導入補助金の拡大もあり、POSレジに注目が集まっています。
飲食店向けPOSレジには、予約管理やクレジット決済との連携機能など会計だけでなく、飲食店の業務を効率化する機能が豊富です。今回は飲食店経営者へ向けて、POSレジの仕組みや導入費用・事例、飲食店におすすめの機能やサービスなどを紹介します。

POSレジとレジスターの違い

POSレジとレジスター(キャッシュレジスター)は別物です。
- レジスター:サービスや商品を販売した際の金額を計算する端末
- POSレジ:販売情報をリアルタイムに把握、管理する機能を有したレジ
つまりPOSレジは料金の計算を行う端末としての役割だけでなく、販売データを蓄積し、いつ、どこで、だれが売ったものかを管理するデータベースとしての機能がついているものです。
飲食店向けPOSレジの種類と費用相場
飲食店には「タブレット型」がおすすめ!
全体でおおよそ5万円〜30万円程度が導入費用の相場
タブレット型であれば低コストで始められ、ターミナル型になると本体価格や専用機器が高額になる傾向があります。選ぶレジの種類や必要な機器の数によって、初期費用は大きく異なります。

種類 | お店の規模 | 初期費用 | 月額費用 | 保守費用 | 主要システム |
タブレット型 | 小~中規模 個人事業主 | 0~20万円 | 0~2万円 | 0円 無料 | POS+/CASHIER/スマレジ Air レジ/ユビレジ/Square POS/ |
パソコン型 | 中~大規模 | 0~50万円 | 5,000~3万円 | 0~2万円 | BCPOS/WeBee/FOODレジPC-POS MATE/PiPiRE |
ターミナル型 | 大規模 | 50~100万 | 1万円~ | 1,000円~ | タッチターミナル RZ-A21DWILLPOS-Unity TWINPOS |
タブレット型
パソコン型のように、POSシステムをタブレットにインストールするタイプです。パソコンよりも端末費用が安価なこと、持ち運びできることがタブレット型POSのメリットと言えます。
パソコン型と同じく、周辺機器を購入する際は費用が発生します。
パソコン型
普段使用しているパソコンにPOSシステムをインストールするタイプです。インストール後にすぐPOSレジとして使用できること、手持ちのパソコンを使うことで初期費用を抑えられるのがメリットです。
しかし、レシートプリンターやキャッシュドロア、自動釣銭機などの購入費用は別途発生します。
ターミナル型
レジスターに近い見た目をしている一般的に使用されているPOSレジです。スーパーや小売店、コンビニエンスストアなどで多く導入されているため、見かける機会が最も多いでしょう。
操作性・耐久性に優れている反面、レジ本体を購入する必要があることから導入費用が高額になるのがデメリットと言えます。
飲食店向けPOSレジの周辺機器と費用相場
POSレジを導入する際は、本体だけでなく周辺機器の選定と費用も重要なポイントです。飲食店の業態や運営スタイルによって必要な機器は異なりますが、以下に主な機器とその目安費用を整理しました。

周辺機器 | 費用相場(目安) | 主な用途 |
タブレット端末 | 約3〜6万円 | POSアプリを操作するメイン端末 |
レシートプリンター | 約2〜4万円 | 会計時のレシート印刷に使用 ※決済端末を導入する場合はレシートプリンター付きの場合も |
キャッシュドロワー | 約1〜2万円 | 現金を収納する引き出し型の金庫 |
キッチンプリンター | 約2〜5万円 | 注文をキッチンへ自動で印刷、調理指示のミス防止に活用 |
ハンディ端末 | 約3〜6万円/台 | ホールスタッフが注文をとるための携帯用端末 ※最近はスマホをハンディとして使えるPOSレジもあります。 |
決済端末 | 無料〜3万円 | キャッシュレス決済を受け付けるための専用端末 |
IT導入補助金2025を活用したPOSレジ導入
POSレジ・システムを導入するときは「IT導入補助金2025」が使えます。「インボイス枠」が追加されたため、POSレジ関連のハード機器の購入にも利用できます。最大補助額は「ソフトウェアは2機能以上で350万円」「PC・タブレット等は10万円」「レジ・券売機は20万円」です。
- POSレジ本体機器
- カスタマーディスプレイ
- キャッシュドロア
- レシートプリンター
- 自動釣銭機
- バーコードリーダー
- Wi-Fiルーター
- 配送設置費
- クラウド利用料
POSレジ導入には、IT導入補助金以外にも活用できる補助金・助成金制度があります。
補助金・助成金の内容や申請方法など詳しく知りたい方は、POSレジ導入の補助金・助成金|申請方法まで解説をご覧ください。
飲食店向けPOSレジの機能
POSレジは、単なる会計端末にとどまらず、店舗運営を効率化し、売上や業務の管理をサポートするツールです。ここでは、飲食店に必要なPOSレジの基本機能と、飲食業界に特化した便利な機能をご紹介します。
基本機能
POSレジの基本機能は、どの業種でも共通して必要とされる機能です。飲食店でもまずは以下の機能が備わっていることが前提となります。
機能名 | 内容 |
会計・売上管理機能 | 複数の支払い方法に対応し、注文から会計・売上集計までを管理 |
メニュー登録・管理機能 | 商品の価格やカテゴリ、オプション設定、季節メニューの切り替えが可能 |
スタッフ管理機能 | 従業員ごとの売上や勤務時間を記録・集計 |
レシート印刷・領収書発行 | レシートの印刷や領収書の発行に対応 |
日報・月報の自動出力 | 売上・注文数・客数などを自動で集計し、帳票として出力 |
飲食店向け便利な機能
飲食業界特有のニーズに対応する、便利で実用的な機能も多く搭載されています。これらの機能があることで、業務効率化や顧客満足度の向上が期待できます。
機能名 | 内容 |
キッチン連携機能 | 注文内容をキッチンプリンターに自動送信、提供スピード向上に貢献 |
テーブル管理機能 | テーブルごとの注文・会計状況をリアルタイムに管理 |
複数端末連携(ハンディ対応) | スマホやハンディで注文を取り、即座にキッチン・レジと連携 |
予約・顧客管理機能 | 予約受付、顧客情報や来店履歴の管理が可能 |
売上分析・メニュー別集計 | メニューごとの売上や時間帯別データをグラフや数値で分析 |
モバイル・セルフオーダー対応 | お客様のスマホや卓上端末から注文が可能、人手不足対策にも有効 |
飲食店・レストランおすすめPOSレジ初期/月額比較13選
サービス名 | イメージ | 初期費用 | 月額費用 | 対応端末・OS | サポート | キャッシュレス決済 | オーダー機能 | 会計ソフト 連携 | 予約管理 | 自動釣銭機 連携 | セルフレジ 対応 |
かんたんレジ・注文 | ![]() | 問い合わせ | 0円~ ※キャンペーン価格 | iPad(iOS) Android タブレット | 電話 LINE | ・STORES決済 ・Paycas クレジット:〇 電子マネー:〇 QRコード:〇 | セルフレジ・券売機 スマホオーダー タブレットオーダー テイクアウト デリバリー ハンディ 注文伝票印刷 | MFクラウド会計 弥生会計 freee会計 | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ |
squareレジスター(POS) | ![]() | 端末費用のみ | 0円 ※無料 | iPad/iPhone(iOS) Android タブレット | 電話 メール | ・Square クレジット:〇 電子マネー:〇 QRコード:〇 | セルフレジ・券売機 スマホオーダー テイクアウト デリバリー 注文伝票印刷 | freee マネーフォワード | Google Instagarm | 〇 | 〇 |
POS+(ポスタス) | ![]() | 問い合わせ | 問い合わせ | iPad(iOS) | 365日電話サポート 全国無制限駆けつけサービス | ・stera terminal ・JT-VT10 ・PAYGATE Station/Air ・楽天ペイ クレジット:〇 電子マネー:〇 QRコード:〇 | セルフレジ・券売機 スマホオーダー テイクアウト デリバリー ハンディ 注文伝票印刷 | freee会計 マネーフォワード 弥生会計 | TableCheck Resty | 〇 | 〇 |
CASHIER | ![]() | 0円~ 端末費用のみ ※端末レンタルあり | スタンダード:0円 プロフェッショナル:4,000円 ※税抜 | Android タブレット | 電話 メール | ・CASHIER ・PAYMENT ・Square ・Spayd ・StarPay クレジット:〇 電子マネー:〇 QRコード:〇 | セルフレジ・券売機 スマホオーダー テイクアウト デリバリー ハンディ 注文伝票印刷 | freee会計連携 | 〇 | 〇 | |
STORES レジ | ![]() | 0円~ | フリー:0円 ベーシック:4,950円 | iPad(iOS) | メール 電話 | ・STORES決済 ※その他決済サービス追加可能 クレジット:〇 電子マネー:〇 QRコード:〇 | テイクアウト | マネーフォワード 弥生会計 freee会計 | STORES予約 | 〇 | 〇 |
Air レジ | ![]() | 0円 ※無料 ※iPad 37,790円 (別売) | 0円 | iPad/iPhone (iOS) | メール チャット | ・Square ・Airペイ クレジット:〇 電子マネー:〇 QRコード:〇 | スマホオーダー デリバリー ハンディ 注文伝票印刷 | マネーフォワード 弥生会計 freee会計 | Airリザーブ Hotpepperグルメ | 〇 | × |
スマレジ | ![]() | 0円 ※無料 | スタンダード:0円 プレミアム:4,400円 プレミアムプラス:7,700円 フードビジネス:11,000円 リテールビジネス:13,200 | iPad(iOS) | 電話(有料) メール | ・Square ・STORES 決済 ・楽天ペイ ・おてがるPay ・StarPay クレジット:〇 電子マネー:〇 QRコード:〇 | セルフレジ・券売機 スマホオーダー テイクアウト デリバリー ハンディ 注文伝票印刷 | マネーフォワード 弥生会計 freee会計 | TORETA | 〇 | 〇 |
NEC モバイルPOS | ![]() | 問い合わせ | 問い合わせ | iPad(iOS) | 電話 24時間365日 メール | ・stera terminal ・AirPAY ・Anywhere ・StarPay クレジット:〇 電子マネー:〇 QRコード:〇 | セルフレジ・券売機 スマホオーダー テイクアウト デリバリー ハンディ 注文伝票印刷 | 問い合わせ | TORETA TableCheck ebica Resty | 〇 | 〇 |
ユビレジ | ![]() | 0円 ※無料 ※周辺機器別売り | フリー:0円 プレミアム:6,900円 飲食店向け:8,400円 小売向け:11,400円 | iPad(iOS) | 電話(有料) メール | ・Square ・STORES 決済 ・楽天ペイ ・StarPay など | セルフレジ・券売機 スマホオーダー テイクアウト デリバリー ハンディ 注文伝票印刷 | マネーフォワード 弥生会計 freee会計 | TORETA | 〇 | 〇 |
USENレジ | ![]() | 0円 ※無料 | 9,980円~/1台 | iPad(iOS) | 電話 | ・USEN PAY ・USEN PAY QR | セルフレジ・券売機 スマホオーダー テイクアウト デリバリー ハンディ 注文伝票印刷 | マネーフォワード 弥生会計 freee会計 | TableCheck ebica Resty TORETA | 〇 | 〇 |
かんたんレジ・かんたん注文スマホでQRコード注文+POSレジ・初期設備の導入費用無料/月額0円から利用可能
- iPad/スマホ/キャッシュドロア/プリンター/ルーターなどの機器を無料提供。手軽に店舗開業
- POSレジ、ハンディ、モバイルオーダー、タブレットオーダーなど、飲食店向けの全機能に対応
- 最短2週間でスタート / クレジット/電マネー/QRコード決済にも対応
- 店外注文もUber Eats連携も可能
- すべての端末で日本語・中国語・英語・韓国語に対応
かんたん注文はハンディー機能+タブレットPOSレジが月額0円から利用でき、顧客自身が注文を行うセルフオーダーも利用ができる低価格・高機能・操作がかんたんなPOSレジです。
店内オーダーだけでなくUber Eatsとの連携することで、店外注文も受付ができます。
初期費用 | 標準プランの設備は0円で導入可能 |
月額費用 | 0円 ※無料 |
手数料 | 手数料なし |
無料トライアル | セルフオーダー機能の トライアルあり |
STORES レジ美容室・サロン向けのPOSレジ・予約・キャッシュレス決済を初期費用0円で
- 予約・POSレジ・キャッシュレス決済すべて初期費用0円で導入
- 集客メディアからの予約も一元管理が可能
- LINE予約・インスタグラム連携で予約の最大化を実現
- 予約情報をPOSレジへ自動連携し、顧客・売上データもこれひとつで完結
- 店舗売上・スタッフ別売上もグラフでかんたんに把握
STORES レジは初期費用0円で、予約システム・POSレジ・キャッシュレス決済の導入が可能です。すべてのシステムが1社で完結することにより、導入後のサポートもスムーズに対応することができ、初めての方も安心して導入することができます。
予約情報がそのままPOSレジに連携されることで、会計時もワンタップで決済が可能です。
決済端末での金額の二度打ちもなくなり、決済業務のミスや工数を圧倒的に削減することができます。
また、お客様のカルテや予約履歴、物販の購入履歴が一元管理され、顧客データを活用した店舗運営やマーケティング施策が可能となります。
フリー | |
初期費用 | 0円 ※無料 |
月額費用 | 0円 ※無料 |
内容 | POSレジの基本機能を使いたいお店向け |
ベーシック | |
初期費用 | 0円 ※無料 |
月額費用 | 4,950円~ |
内容 | 多機能・カスタムしたいお店向け |
POS+(ポスタス)業務効率化と売上アップを支援するクラウド型モバイルPOSレジ
- それぞれの業種に特化したPOSレジを提供
- 多機能&柔軟オプションで様々な店舗運営にマッチ
- 導入から運用まで万全のサポート
- キャッシュレスやセルフ機能など最新のニーズに対応
- 複数店舗の管理・多言語対応など高機能も充実
POS+(ポスタス)は月間1,000店舗以上に導入されている様々な業界に特化したクラウド型POSレジです。
レジ・売上管理などの基本機能を網羅した上で、各業態に特化した機能が利用できるPOSレジを提供しています。
キャッシュレスやセルフ機能など最新のニーズにも対応していて、多機能&柔軟オプションで様々な店舗運営にマッチするサービスです。
初期費用 | お問い合わせください。 |
月額費用 | お問い合わせください。 |
機能① | 売上分析/商品分析/予算管理 本部管理/顧客管理・分析/免税対応 キャッシュレス決済/セルフレジ/モバイルオーダー オーダーエントリー/決済端末一体型POS 自動釣銭機/セミセルフセルフ |
機能② | テイクアウト・デリバリー/呼出モニター シフト管理/棚卸ハンディ/電子カルテ/予約管理 外部システム連携/WEB予約/店舗アプリ/レセコン連携 クーポン配信・スタンプカード/メッセージ配信/効果検証 |
導入サポート | メニュー登録/初期設定/365日電話サポート 全国無制限駆けつけサポート/スタッフトレーニング |
Squareレジスター手数料2.5%~ /POSレジ内蔵型決済端末 2画面でお会計をスムーズに
- 決済手数料3.25%→2.5%~!/月額・解約・振込手数料0円
- QRコード/電子マネー/クレジット/タッチ決済対応
- お客様画面付きPOSレジ内蔵型オールインワン決済端末/30日以内返品OK・保証2年
- 入金最短翌営業日/最短翌日導入可
- アカウント1つで無料POSレジ・ネットショップ・事前決済・継続課金を1つに
SquareレジスターはPOSレジが内蔵されているオールインワン決済端末です。
従来の決済端末ではPOSレジと連動して使用するのが一般的でしたがsquareレジスターは1台でどちらも使えるためレジ周りがこれ1台ですべて解決します。
決済手数料2.5%~のクレジット決済の他に電子マネーやQRコード決済といった主流決済に対応しており機会損失がありません。
またこれまでsquareのQRコード決済はPayPayのみでしたが、対応数を7種類に拡大しさらに多くの利用者に対応ができるようになりました。
また、お客様用画面がついておりお買い物内容を素早く双方確認することができお会計フローがとてもスムーズになります。
初期費用 | 端末費用のみ(30日返品OK) |
月額費用 | 0円※無料 |
手数料 | 振込手数料:0円 払い戻し手数料:0円 解約費用:0円 |
特徴 | POSレジ内蔵型決済端末 最短導入即日 最短入金翌営業日 30日間全額返金保証付 2年間製品保証付 |
キャンペーン期間中に発生した決済額と、同額の決済金額分の決済手数料が無料になるクレジットを付与。*付与上限、1アカウント最大決済額100万円分まで
対象となるお客様
・4月15日以降、本ページよりアカウントを新規で作成した方
・キャンペーン期間中に、対面もしくは非対面の決済を行った方
期間:対象となる決済金額の合計が3億円に達した翌営業日23時59分まで
CASHIER POS多くの店舗で使われてる、0円から始められるPOSレジならCASHIER
- 初期費用0円 or 月額費用0円で導入可能 / 個人店舗にもおすすめなクラウド型
- 店舗の規模や業種に最適なオリジナルハードウェアを組み合わせることが可能
- 店舗のあらゆる業務の一元管理が可能となり、データ管理運営を効率化
- 電話やメールでのサポートも充実。無料でトラブルサポート
- ご利用に合わせたPOSレジだけでないセルフレジという選択も可能
CASHIERは、クラウドPOSを中心に店舗規模や業種に適したハードウェアと管理機能を選択し、自由自在に販売環境の設計が可能。そのほかにも在庫管理機能や発注や仕入れ、棚卸しなどの機能を活用し、高度な在庫管理を実現します。クラウドPOSレジだけでなく、お客様自身での商品スキャンからお会計までを済ませていただける外国語にも対応したセルフレジサービスの提供もしています。
初期費用 | 0円~ 端末費用のみ ※端末レンタルあり |
月額費用 | スタンダードプラン:0円 プロフェッショナルプラン:4,000円(税抜) |
主要機能 | 多彩なレジ/顧客管理 在庫管理/本部管理 大規模複数店舗管理 発注・仕入れ管理/その他 |
販売連携 | セルフレジ/セミセルフレジ ハンディ/スマホレジ タッチパネル券売機 スマホ・テーブルオーダー モバイル・テイクアウトオーダー |
Square POSレジ無料でレジ&キャッシュレス導入
- 最短翌日入金のスピード振込
- POSレジ・キャッシュレス・ネットショップ作成も1アカウント
- 小規模店舗・移動販売・複数店舗にも対応
- レシートプリンター内蔵型POS・決済端末
Square POSレジは月額・初期0円で利用できるタブレットPOSシステムです。アカウント1つでキャッシュレス決済(Square決済)・POSレジ・ネットショップ作成(Squareオンラインビジネス)が可能です。
1アカウントで全てが完結するため、店舗のシフト管理・売上管理・キャッシュレス決済・ネットショップ販売も全てが実現でき、実店舗とネットショップの在庫も一元管理ができます。
またレシートプリンター内蔵型の決済端末「Squareターミナル」を利用すれば、タッチパネルでPOSレジ操作・電子マネー・屋外決済など豊富な支払い方法に対応できます
初期費用 | 0円 ※Squareターミナル:46,980円 |
月額費用 | 0円 ※無料 |
手数料 | 決済:3.25~3.95% 振込手数料:0円 払い戻し手数料:0円 |
対応決済 | ICカード/電子マネー クレジット/タッチ決済 |
会計ソフト連携 | MFクラウド会計 freee会計 |
スマレジ初期/月額0円/30日無料/レジ機能から店舗管理までこなすクラウドPOSレジ
- 初期/月額0円・高機能なのにシンプルな管理画面で使いやすい
- モバイル(テーブル)オーダー/決済端末/会計ソフト連携で効率化
- 無料お試し30日間は全ての機能/電話での導入サポートを無料で利用可能
- iPad・iPhoneで使える無料POSレジ/在庫管理/リアルタイム売上集計
- 利用店舗数121,000店舗突破・個人飲食店から小売など幅広い業種で利用実績
スマレジは初期/月額0円で利用ができスマホやタブレットがあれば、基本的な機能を無料で利用できるクラウド型POSレジで高機能な専門機器は必要ありません。
店舗経営にあると便利なモバイルオーダー・キャッシュレス決済連携・免税対応など豊富な高機能が備わっており、直感的に使いやすいUI/UXなので勤務経験が浅くノウハウがないスタッフでもすぐに使用できます。
初期費用 | 0円 ※無料 ※端末は別売(IT導入補助金対象) ※詳細は資料ダウンロード |
月額費用 | 0円 ※無料 |
内容 | 売上分析/予算管理 本部管理/顧客管理 免税対応/キャッシュレス決済 セルフレジ/セルフオーダー オーダーエントリー |
無料トライアル | あり ※30日全機能を無料で |

NECモバイルPOS飲食店向けサブスク(SaaS)型POS

- 飲食店向けサブスク(SaaS)型POS
- 50以上の外部連携サービス
- 2ケ月に1回のバージョンアップで常に最新の機能
- 安心なサポート・コールセンター
NECモバイルPOSは、2014年からサービスを始めた「サブスク(SaaS)型」のレジシステムです。
飲食店チェーンなど、1,500社以上のお店で使われています。たとえば、丸亀製麺や一風堂といったお店から、他にもいろいろなタイプの飲食店に対応できるのが特徴です。
飲食店は、税金の仕組みが変わったり、新しいお札が出たり、コロナや観光客の増加など、外部の環境がよく変わる業界です。そんな変化に対応するためには、レジを買って自分のお店専用にカスタマイズするのではなく、必要に応じてすぐに対応できるシステムが便利です。
NECモバイルPOSは、こうした変化に対応できるよう、サブスク(SaaS)型として提供されています。これにより、手軽に始められて、長く便利に使い続けることができます
安い早い軽いを継続するために、NECはPOSをサブスク(SaaS)型で提供しています。
初期費用 | 問い合わせ |
月額費用 | 問い合わせ |
poscube店舗の理想を形にする、自由自在なPOSシステム

- カスタマイズ性の高いオーダーメイドPOS
- 多店舗・本部管理にも強い
- 幅広いハード・外部サービスと連携
初期費用 | 問い合わせ |
月額費用 | 問い合わせ |
でん票くん伝票を電子化し、飲食店の未来を創るクラウドPOSレジ

- 飲食店に必要な機能をフル装備
- 蓄積データによる経営分析が可能
- 省スペースのクラウド型システム
初期費用 | 11,000円(税込) ※周辺機器は別 |
月額費用 | 1,100円(税込)~ |
ワンレジ飲食店経営者が現場目線で作ったPOSレジ

- 飲食店に必要な機能を1台に集約
- 現場目線の使いやすさ
- 万全のサポート&不正防止機能
初期費用 | 問い合わせ |
月額費用 | 問い合わせ |
blaynレジ飲食店のためのスマートで多機能なオールインワンPOSレジ

- 飲食店に特化した多機能性
- スタイリッシュでコンパクトなデザイン
- 多様なキャッシュレス決済への対応
初期費用 | 問い合わせ |
月額費用 | 無料:0円 ライト:4,800円 プレミアム:4,800円 |
飲食店向けPOSレジの5つの選び方・規模や業態別4つの比較ポイント
POSレジを有効活用するには、自店舗の規模や業態に適したものを選ぶことが大切です。
飲食店向けのPOSレジの選び方に加えて、規模や業態(1. 小規模店舗・2. 複数店舗・3. テイクアウト/デリバリー・4. キッチンカー)別に比較ポイント分けて紹介します。
1. 業態に合った機能があるか
まずは、自店の業態に合った機能が備わっているかを確認しましょう。参考で業態別のおすすめ機能 ▼もありますので、ご確認ください。
- 居酒屋やカフェなら「テーブル管理」や「キッチンプリンター連携」
- テイクアウト中心なら「モバイルオーダー対応」や「商品別の売上集計」
- 多店舗展開を予定しているなら「複数店舗管理」や「本部機能」
自分の業態に特化した機能があるかを見極めることが大切です。
2. 操作性・使いやすさ
スタッフ全員が日常的に操作するPOSレジは、直感的に使いやすいものを選ぶことが大切です。特に新しいスタッフやアルバイトでもすぐに覚えられるよう、操作ボタンや表示内容が分かりやすく整理されているかを確認しましょう。
注文操作が複雑だったり、画面遷移が多いとミスの原因になります。
必ず一度はデモ画面や実際の端末を使うなどで実際の操作感を確認しましょう。
3. 導入・運用コスト
導入費用や月額費用、周辺機器のレンタル代、決済端末との連携費用など、トータルのコストを確認しましょう。無料プランがあるサービスもありますが、必要な機能が含まれているかをよく比較することが大切です。特に使いたい機能がオプション機能でないかはチェックしましょう。
コスト項目 | 内容の例 |
初期費用 | タブレット・レシートプリンターの購入費など |
月額利用料 | ソフトウェアの利用料・ライセンス料 |
周辺機器費用 | ハンディ、キャッシュドロワー、決済端末など |
オプション追加費用 | 予約管理や顧客分析などの有料追加機能 |
キャッシュレス決済やQRコード決済の需要が高まっている中、多様な決済方法に対応しているかも重要です。現在
4. 決済端末との連携
POSレジと決済端末(キャッシュレス決済機)が連携していると、会計作業がスムーズになります。
- POSで確定した金額が自動で決済端末に送信され、手入力の手間やミスが減る
- 会計時間の短縮や混雑緩和にも効果的
導入前に、使いたい決済方法と端末の連携可否を必ず確認しましょう。連携できない場合、金額を毎回手入力する必要があり、業務効率が下がってしまいます。
5. サポート体制の充実度
トラブル時に迅速なサポートが受けられるかどうかは、現場の安心感に直結します。以下のようなサポート体制が整っているPOSレジを選ぶと安心です。
- 電話・チャット・メールサポートがある
営業時間中に連絡できるサポート手段が複数用意されていると安心です。 - 365日サポート対応
年中無休で対応してくれるサービスは、土日祝や繁忙期にも頼りになります。 - 初期導入サポート
設定の代行や、機器の初期設定をサポートしてもらえるとスムーズに導入できます。
6. 他サービスとの連携
POSレジは単体で使うだけでなく、他の業務ツールと連携させることでより効果的に活用できます。以下のような連携が可能なサービスがあるかを確認してみてください。
- 予約管理システム(TableCheck、トレタなど)
予約情報を自動でPOSに反映し、受付や配席の手間を削減できます。 - 会計ソフト(freee、マネーフォワードなど)
売上データを自動で仕訳・経理処理に連携し、事務作業を効率化できます。 - デリバリー・モバイルオーダー(Uber Eats、出前館、MENUなど)
オンライン注文をPOSレジに自動連携し、手入力を省けます。
【小規模店舗】基本機能のある無料/安価なPOSレジか
導入費用を抑えたい小規模店舗には、基本機能のあるPOSレジかつ無料または安価なプランがおすすめです。最初から有料プランにしてしまうと、使わない機能があって損をする恐れがあるためです。
まずは無料プランで試してみて使い心地を試してみましょう。何か足りないものがあれば有料プランへ移行する、またはオプションサービスを付けてみるなど、必要に応じて変更すると無駄がありません。
【複数店舗】売上分析/スタッフ管理機能があるか
店舗が複数ある場合は、店舗別に売上分析を行うと手間も時間もかかります。
複数(多店舗)店舗管理機能があれば、全店舗の売上や在庫などの情報を一度で把握できるため、分析にかかわる作業を効率化できます。
また飲食店は複数のスタッフが同時に働きます。何らかの理由でスタッフが当日欠勤した場合、近くの店舗に応援をお願いすることがあるでしょう。
そのような時、POSレジにスタッフ管理機能があれば他店舗で働いているスタッフの人数やシフトなどをすぐに確認できます。どこの店からだれを借りるか即座に判断できるため、人手不足を最短で解消できるはずです。
【テイクアウト/デリバリー】サービスとの連携/軽減税率に対応しているか
テイクアウト・デリバリーを展開している飲食店は、POSレジとテイクアウト・デリバリーサービスを連携できるかを必ず確認しましょう。
テイクアウト・デリバリーサービスでは、顧客が自身のスマホから注文をします。店舗または配達で受け取りをするサービスです。注文内容はPOSレジに自動送信されるため、レジ打ちの必要がありません。
またテイクアウトと店内飲食では税率が異なるため、軽減税率に対応したPOSレジがおすすめです。
【キッチンカー/移動販売】省スペースでも設置できるか
キッチンカーのような移動販売では、レジを置く十分なスペースを用意できないでしょう。そのため、設置スペースを必要とするターミナル型・パソコン型POSではなく、省スペースかつ持ち運び可能なタブレット型POSがおすすめです。
飲食店がPOSレジを導入する5つのメリット
飲食店がPOSレジを導入するのには、さまざまなメリットがあります。ここでは5つのメリットを紹介します。
1.レジ締めの簡略化 – スタッフの負担減少と長時間労働の抑止
POSレジでは、注文や会計のたびに売り上げ情報が自動的に記録・集積されます。手作業による売上の計算や集計が不要となるため、閉店時のレジ締め作業が大幅に効率化できるでしょう。
特に、閉店時間が遅い飲食店ではレジ締め作業に時間がかかり、スタッフが長時間労働を強いられるケースも少なくありません。レジ締めを簡略化することで、スタッフの労働時間を短縮し、長時間労働の防止にもつながります。
2.会計業務の効率化 – 打ち間違いや不正防止も可能
POSレジには、商品名や価格、トッピングやカスタムオーダー、会員割引などの情報をあらかじめ登録できます。手入力による計算ミスや打ち間違いを減らすことができ、会計業務をスピーディーかつ正確に行うことができるようになります。
また、従業員のミスや不正行為を防ぐことも可能です。例えば、特定の従業員しか売上データを見られないようにしたり、操作履歴を記録したりすることで、不正な操作を検知できるようになります。自動釣銭機を連携させれば、従業員が不必要に現金に触れる機会が減り、現金の効率的な管理と不正防止を同時に実現できるでしょう。
3.オーダーをキッチンへ直接伝達 – 料理提供時間の短縮
手書き伝票の場合、ホールスタッフが注文をキッチンまで持っていく必要があり、特に混雑時にはオーダーの遅れや忘れが生じる可能性があります。POSレジがあれば、ハンディターミナルなどのデバイスを使ってオーダーをキッチンへ直接伝達できるため、料理を提供するまでの時間を大幅に短縮できます。
料理の提供時間が短縮されれば、顧客満足度の向上にもつながります。Retty株式会社の調査によれば、「飲食店で注文をする際に、最も改善してほしいと感じること」の第一位が「ストレスなく注文ができること」です。
キッチンスタッフはオーダーが入った順番に調理を進めることができるため、業務の効率化にもつながるでしょう。
4.売上状況の把握と分析 – 客観的なデータに基づいた営業戦略の立案
従来のレジでは、手作業で売上を集計する必要があり、時間と手間がかかるだけでなく、ヒューマンエラーのリスクもありました。POSレジでは、月別、週別、曜日別、時間別、店舗別など、さまざまな軸で売上実績が記録されるため、常に最新の売上状況を把握できます。
POSレジで収集された売上データを用いて、さまざまな分析を行うことも可能です。例えば、どの時間帯が最も混雑しているのか、どの商品が最も売れているのか、どの顧客層が最も多く来店しているのかなどを分析し、客観的なデータに基づいた営業戦略を立てることができるでしょう。
5.さまざまな拡張機能
POSレジは、単に会計処理を行うだけの機械ではありません。予約管理システムや顧客管理システム、会計ソフトなどさまざまな外部システムと連携することで、店舗運営がより便利になります。
例えば、予約管理・顧客管理システムとPOSレジを連携させることで、顧客の予約から来店、会計、そして売上集計までの一連の流れをシームレスに管理できます。また、在庫管理システムと連携すれば、リアルタイムな在庫状況を把握し、発注業務を効率化することができるでしょう。
ただし、拡張できる機能や費用はそれぞれのPOSレジ会社によって異なります。導入前に自店のニーズに合った機能を備えたPOSレジを選び、費用についても事前に確認しておくことが重要です。
飲食店がPOSレジを導入する際の3つの注意点
飲食店がPOSレジを導入する際には、いくつか注意点を理解しておかなければなりません。ここでは3つの注意点を紹介します。
1.初期費用がかかる
まず、POSレジ本体の購入費用が必要です。POSレジには、タブレット型、パソコン型、据え置き型などさまざまな種類があり、機能や性能によって価格が大きく異なります。一般的に、高機能なPOSレジほど価格が高くなります。
必要なのはレジ本体だけではありません。周辺機器の購入も必要となります。例えば、レシートプリンター、キャッシュドロア、バーコードリーダー、顧客ディスプレイなどが必要です。周辺機器はPOSレジの種類や導入規模によって必要なものが変わり、費用もそれぞれ異なります。
2.環境を整える必要がある
POSレジは安定したインターネット回線の確保が必須となります。回線速度が遅かったり、頻繁に通信が途切れたりする場合は、POSレジの動作が不安定になり、業務に支障をきたす可能性があるでしょう。特に、ピーク時には多くの注文が集中するため、安定した回線が必要です。
また、POSレジはインターネットを通じてクラウド上でデータを管理するため、停電やネット障害が発生した場合、レジが使えなくなるリスクがあります。このような事態に備えて、バックアップ用のレジやオフラインでも使用できるPOSレジを準備しておくなどの対策が重要です。
3.従業員に周知しなければならない
導入前に十分な研修を行い、従業員がスムーズにPOSレジを使えるようにサポートすることも重要です。POSレジの種類によっては、操作ボタンや機能が多く、従業員が操作ミスや操作に迷うと、会計作業の遅延が発生しやすくなります。特に、混雑時にはレジ待ちの列が長くなり、顧客満足度の低下につながる可能性もあるでしょう。
一度の研修だけでなく、定期的なフォローアップ研修やトラブル発生時のマニュアルを作成するなどの工夫も求められます。
飲食店・レストランが抱える課題/POSレジの導入事例
飲食店が抱える課題として挙げられるのは人手不足・待ち時間・スタッフのシフト管理です。これらの課題は、POSシステムの導入で解決できる可能性があります。
ここでは飲食店が抱える課題とPOSレジの導入による解決策、実際の導入事例を紹介します。
人手不足 – 約74.8%の飲食店・レストランがサービス面に問題を抱える

帝国データバンクが行った「人手不足に対する企業の動向調査(2024年4月)」結果からは、74.8%もの飲食店が「人手不足」と感じていることが分かります。

その中で困っていることとして挙げられたのは「材料費などの原価が高いこと」が60%、次に「従業員などの人手が足りていない」が56%でした。
人手が不足している飲食店では接客を手厚く行えない、料理の提供や会計のスピードに遅れが出るといった問題が生じています。
人手不足に悩んでいる飲食店がPOSレジを導入すると、注文情報のリアルタイム反映による会計業務の効率化に期待ができます。
また、事前にアプリから予約・注文ができるモバイルオーダーシステムとの連携により、スタッフの人数が少なくても店舗運営をスムーズに行えるでしょう。
モバイルオーダーシステムの詳細はこちらで解説しています。
待ち時間 – ランチ利用の50%以上が10分以内にイライラを募らせる

CITIZENが行った「ビジネスパーソンの 『待ち時間』 意識調べ」では、ランチタイム時に飲食店でオーダーした料理が運ばれてくるまで、50%以上の人が「10分までにイライラする」と答えています。
お腹が空いていることに加え、お昼休憩には限りがあるため、なるべく早く食事をしたいのでしょう。
ランチタイムに限らず、多くの飲食店では待ち時間の解消が課題に挙げられます。そのような課題解決に役立つのが、POSシステムとオーダーエントリーシステムです。
これらを導入するとスタッフが受けた注文が厨房へと自動送信されるため、紙伝票での受け渡しが不要になります。
注文から料理の提供、さらには会計まですべてがスピーディーに行えるため、店舗の回転率向上、そして待ち時間解消につながります。
オーダーエントリーシステムの詳細はこちらで解説しています。
シフト管理 – 飲食店経営者の約50%が紙で管理
店舗運営の効率化のためにシフト管理は重要です。飲食店リサーチが飲食店経営者・運営者対象に行ったアンケートでは、50.5%もの人が「シフト管理を紙で行っている」と回答しています。
これは全体の数値であり、スタッフの人数が5名以内の店舗では紙を使っている店舗が全体の60%以上という結果になりました。
POSレジは、スタッフの勤怠管理にも役立ちます。POSレジと勤怠管理機能を連携させることで、スタッフのシフト管理やタイムレコーダ、従業員登録などを簡単操作で完結可能です。
※出典:飲食店.COM(株式会社シンクロ・フード)調べ「ITツールの導入状況に関するアンケート調査」
導入事例- 客単価5%アップに貢献したPOSレジの導入
POSレジの導入は顧客単価アップにも期待ができます。例えば、大型海鮮居酒屋「阿波水産」の泉北店では、POSレジとモバイルオーダー機能を連携させたことで、顧客が自由なタイミングで注文できるように。それにより客単価が5%前後のプラスになったそうです。
また、スタッフが注文を受けに行く機会が減ったことで、人件費の削減にもつながりました。
飲食店・レストランでPOSレジが注目されている背景・トレンド・今後の動向
多くの飲食店でPOSレジが導入されている背景には、コロナ禍による需要の変化やインバウンドの回復、IT補助金制度の拡大などがあります。ここではそれぞれ詳しく見ていきましょう。
約30%がデリバリー/テイクアウト開始、コロナ前後比2倍の売上増
次のデータはホットペッパーグルメ外食総研が行ったテイクアウト予約・デリバリー注文に関するアンケート結果です。

調査結果によると、「利用したことがなかった」外食店からのデリバリー・テイクアウトの利用者は32.5%、「知らなかった」外食店からデリバリー・テイクアウト利用後に「店内飲食でも利用したいと思った」人は72.5%もいることが分かっています。
この結果から、デリバリー・テイクアウトは新規顧客開拓に有効だと考えられるでしょう。
次に「ポスタス」の調査結果(※2)によると、テイクアウト・デリバリーの売上はコロナ前の2倍とのこと。1店舗あたりの平均売上は次のように上昇しています。
- 2020年2月:15万円
- 2021年5月:33万円
POSレジを導入し、テイクアウトもできるモバイルオーダーやデリバリーサイトと連携することで、売上アップに期待ができます。
※2出典:テーブルチェック/ポスタス調べ
インバウンドの好調による飲食店の売上増
2024年5月15日に「日本政府観光局」が発表したデータ(※1)によると、2024年4月は2か月連続で訪日観光客が300万人を上回り、2024年の4カ月間で1,000万人を上回ったと報告しています。
また、国土交通省の「訪日外国人消費動向調査」(※2)を見てみると、2023年における訪日外国人の旅行消費額は、5兆3,065億円にのぼります。そのうち22.6%が飲食費で、1回の旅行で一人当たり4.8万円使っています。
これらのデータから、インバウンドの好調は続き、飲食店の売上アップが期待できるでしょう。今のうちに外国人観光客にも対応できるPOSレジを導入し備えておくのが良いといえます。
※出典1:日本政府観光局 – 訪日外客数(2024年4月推計値)
※出典2:国土交通省「訪日外国人消費動向調査」
飲食店の業務はPOSレジで効率化
人手不足や待ち時間など、飲食店が抱える多くの悩みはPOSレジの導入によって解消できます。
予約管理やクレジットカード決済、オーダーシステムなど、便利な機能と連携することで店舗運営をより効率化できるでしょう。自店舗に合うPOSレジはどれなのか、さっそく探し始めてはいかがでしょうか。
(参考)業態別のおすすめ機能
業態 | おすすめ機能 |
居酒屋・焼き鳥店 | ・テーブル管理(卓番ごとの注文・会計) ・キッチンプリンター連携 ・飲み放題の時間管理 ・会計時の伝票分割(割り勘対応) ・ラストオーダー通知 |
カフェ・喫茶店 | ・テイクアウト対応 ・ポイント・スタンプ機能 ・セットメニューの簡易入力 ・少人数オペレーションを前提としたシンプル操作 |
ラーメン店・定食屋 | ・食券機連携またはセルフ会計 ・注文後の自動調理指示 ・回転率重視の時間別売上分析 ・短時間で注文入力が完了する設計 |
ファストフード店 | ・モバイルオーダー連携 ・メニュー写真付き注文画面 ・テイクアウト/イートイン切り替え ・ピーク時の注文履歴管理 |
テイクアウト専門店 | ・事前注文受付(ネット・電話連携) ・引換番号の自動発行 ・注文ステータス管理(準備中・受け渡し済み) ・売れ筋商品のリアルタイム把握 |
レストラン (洋食/和食/高単価業態) | ・予約管理システムとの連携 ・コース料理の順番入力 ・顧客管理(常連/VIP情報) ・会計時の明細印刷(コース内訳表示) |
バー・スナック | ・ボトルキープ管理 ・スタッフごとの指名管理 ・時間制料金(チャージ時間計測) ・商品ごとの利益率分析 |
フードコート・複数業態併設店 | ・複数レジ/複数店舗の統合管理 ・店舗ごとの売上比較 ・決済方法の一元管理 ・商品提供番号のディスプレイ連携 |